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HONMA TOURWORLD CUP 2017

宮里優作が3日連続ボギーなしで首位堅守

初日からの首位を守った3日目もまた、ボギーをひとつも打たなかった。この日、最大のピンチも切り抜けた。14番のパー4は、スプーンで打ったティショットが左の木の後ろ。136ヤードの2打目は、「勇気のいるショット」。木を直撃しそうな窮地も「左足あがりで球は上げやすい状況だった」と、一縷の望みにかけた1打は48度のウェッジで、高々と木を越えた。向こうのグリーンに乗っけた。2パットのパーでしのいだ。

「今日は体が動きすぎて、上と下のバランスがばらばら」と、ティショットであきらかに精彩を欠いても安定のアイアンショットでさらに6つ伸ばした。初日からの首位を堅守した。

通算19アンダーで迎える最終日は2打差に25歳の大堀裕次郎、4打差の3位タイには22歳の池村寛世(いけむらともよ)。
同3位の44歳の片山は、残念ながら最終組から弾かれ「僕だけ歳いってる。片山さんが、入ってくれてもよかった」と、苦笑いも特に「裕次郎は、いつ勝ってもおかしくない」。
さらに、5位の上井は「復活傾向にあるし、こういう選手がどんどん来て欲しい。3世代が揃って良い試合にしたい」と選手会長の顔で、一丸となって最終日を盛り上げる気で満々。
今季3度目の地元Vなら、再び賞金1位に返り咲くチャンスでもある。完全Vで、初の賞金王獲りへ弾みをつける。

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