昨年の10月にプロ転向を宣言した桂川有人。転向後はチャリティマッチやローカルの試合には出場してきたものの、実質のプロデビュー戦が今週の試合ということになる。
初日は１アンダーの15位タイからのスタートとなったが、この日は１イーグル、３バーディ、２ボギーの３アンダー69とスコアを伸ばし、通算４アンダーの首位と５打差の４位タイにつけた。
「最近の中ではすごくいいプレーができたと思います。なかなか耐えるゴルフが多かったんですが、今日は久々にいい感触のゴルフができました」。
明日の最終日はトップとの差があるだけに攻めるしかない立場だが、心配なのが背中を少し痛めていることだ。
「今朝車からバッグを下ろすときに左の肩甲骨あたりを痛めた感じで。スタートしてからも痛くて、いつも通りテークバックを上げられない状態でした。まだ痛いんですが、このあとケアをしてほぐして明日にのぞみたいと思います」。
松山英樹のマスターズ優勝を見て涙するほど感動したと言う桂川。自分自身も感動を与えられるプロゴルファーになりたいと言うことを改めて心に誓った。まずはその第一歩としてAbemaTVツアーでのプロ初優勝を狙う。

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