記事
JCBクラシック仙台 2004
尾崎将司が17番でホールインワンを達成、6位タイ
尾崎将司が17番でホールインワンを達成、6位タイ
17番パー3にかけられたホールインワン賞200万円。複数出た場合は均等割りだった。
先に前日3日目に達成し、「他の誰にも渡したくない!」と願をかけていた大桑暢之の夢を打ち砕いた のは、ジャンボ尾崎だった。
ピッチングサンドで高く舞い上がったティショットは「ジャストイン!」。悠然とグリーンに上がり、満面の笑みでカップから拾いあげたボールは気前よく、そばにいた子供にあげてしまった。
大桑と分け合って、100万円を獲得。しかしジャンボを満足させたのは、2001年のサン・クロレラクラ シック最終日以来のエース達成ではなく、この日最終日のゴルフの内容だった。
「ホールインワンはおまけみたいなもの。それより、今日は2桁(アンダー)を目指していた。その手 ごたえを感じられるプレーができた」と、得意げな笑み。
「6月からが、俺のシーズンの始まりなんだ。これからが上昇株のジャンボ尾崎。いまが買いだよ!」 復活の足音が、聞こえてきた。
写真=ジャンボ尾崎と分け合って、大会特別協賛ジェーシービー提供のホールインワン賞100万円を受け取る大桑暢之(=右)。「独り占めできなかったのは残念だったけど(笑)、今週は今年初の予選通過、ホールインワンにツアー最高の16位と、最高でした。この大会をきっかけに今年こそシードが取れればいい な!」