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松山英樹は首位と5差の4位タイで最終日へ

Darren Carroll/USGA
松山英樹は目まぐるしい1日を、通算イーブンパーでこらえた。
スタートの1番で、幸先よくピンそばのバーディを奪った。
2番から連続ボギーを叩いたが、すぐに4番から3連続バーディで取り返して2位浮上。
7番で、3パットのボギーを打ったが12番、14番では長いバーディパットをねじ込みリーダーを追走した。

だが、通算3アンダーで迎えた終盤。
「最後4ホールで、ショットが暴れてしまった。それがスコアに直結してしまった」。
15番でボギーを叩くと、ラフからラフを渡り歩いた17番では、左からのアプローチが「経験したことのないようなライ。ミスになってしまった」と、逆サイドのバンカーまで飛んだ。
次の4打目も寄せきれずに長いボギーパットが残った。
わずかにカップに届かず、今週初のダブルボギーとしたが、「今日だったので、まだ救い。忘れて、明日はこういうことがないようにしたい」。

18番では、奥から急傾斜の長いバーディトライを2パットのパーでおさめて、首位のマシュー・ウルフと5差の4位タイに踏みとどまった。

「いいところと悪いところがはっきりしているので、それがすべて良いほうへいけば、チャンスがあるところで戦えるんじゃないか」と話し、すぐに練習場へ。
「USオープンは、タフな戦いになることは、分かっている。明日もいいプレーをできるように、準備するだけ」。

そのほか、メジャーで自身7年ぶりの予選通過を果たした石川遼はこの日、3バーディ7ボギーの74。通算10オーバーの40位タイ。

自身8大会目のメジャーで初の決勝ラウンドに進んだ今平周吾は1バーディ、5ボギー、2ダブルボギーの「78」と崩れて、通算13オーバーの55位タイから最終日に向かう。

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