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小斉平優和が通算12アンダーで単独首位に

「2018年ファイナルクォリファイングトーナメント Supported By SMBC モビット」は11月30日(金)、茨城県行方市のセントラルゴルフクラブの東コース(7,096ヤード パー72)、西コース(7,165ヤード パー72)の2コースを使用して、191人の選手が出場して第2ラウンドが行われた。この日も前日に続き、快晴でほとんど無風に近いコンディションとなった。その中で小斉平優和(こさいひら ゆうわ)がこの日は西コースを回り、1イーグル、4バーディ、ノーボギーの6アンダー66で回り、通算12アンダーで単独首位に立った。

小斉平は2日間ノーボギーでプレーしており、東コースも西コースも苦手意識もなくプレーできている。ゴルフの調子自体にも「不安を感じていない。いつも通りプレーできている」とクォリファイングトーナメント(QT)の独特の雰囲気にも落ち着いている。それには彼なりの理由があった。

実はこのQTが終わった後、アメリカのQTを受験する。志は高く、夢はアメリカだ。システムが変わって、仮にQTを通っても、いきなりPGAツアーに出られるわけではない。まず来年は下部ツアーのウェッブ・ドット・コムツアーへ参戦することになる。そこでポイントランキング25位以内に入れば、翌年に晴れてPGAツアーへの出場権を手にする。つまり、1年間をかけて再来年のツアー出場を目指すことになる。それでも若者には構わない。日本のQTでいい成績を収めて、手ごたえをつかんで気持ちよく渡米したいところだ。不安はない。その先に夢があるだけだ。

ファイナルQTの成績、ペアリングは『QTホームページ』でご覧いただけます。

<2018年度ファイナルQT 日程と会場>
予選:11月29日(木)〜12月2日(日)
会場:セントラルゴルフクラブ 東コース・西コース(茨城県)

決勝:12月3日(月)〜12月4日(火)
会場:セントラルゴルフクラブ 西コース(茨城県)

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