記事

日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2017

ジャンボ尾崎が2年ぶりのアンダーパー

2013年に、66歳で迎えたつるやオープン初日に、62を出して以来、自身2度目、大会としては史上初のエージシュートも夢ではなかった。

2アンダーで迎えた最後の18番は、「ティショットもセカンドも、サードショットも良い球、良い球、良い球、と来てもボギーになるっていうのが…。ゴルフってのは、不思議なもんだな」と通算113勝の70歳にも、まだそうつぶやかせるとは、たしかにゴルフとは奥深い。

「最後のパット…あんなとこにピンを切るかいっていうくらいなところ。それでも上りだったから。普通に行けば、いいと思っていたけれど」。

6メートルのバーディチャンスは、全然届かず、1メートル弱のパーパットは、「左に行った」とカップの淵に蹴られた。

3パットのボギーで、年齢より少ないスコアでは、上がって来そこねたが沖縄の風と、起伏の激しいコースで3日間。計54ホールを回りきり、「練習ラウンドは、余計だったかな。疲れた」と、言いながらも2015年の今大会以来となる2年ぶりのアンダーパーで回って、「大したもん」。
自画自賛で丸めた背中に充実感を漂わせた。

「こういうゴルフをやっとけば、次につながる」と、次回の予定は2週後のミズノオープンだ。
「雰囲気は、出てきたから。あとは10ヤード、飛距離が伸びれば。そうなれば、前向きな気持ちがまだ出てくる」。
恐るべし70歳は、飛距離にもまだまだこだわる。

関連記事