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選手会長も踏ん張った!!(ニュージーランドオープン初日)

あれれ、新・選手会長が帽子をかぶっていない?! 「シドニーからこっちに来るときに、一部がロストバゲッジになっちゃって・・・」。先週は世界ゴルフ選手権「キャデラック選手権」でフロリダにいて、最終日はその足でいったん成田へ。
一度は日本を踏んだが、2時間足らずでまた優作は機上の人に。
豪州行きに飛び乗りシドニーを経由して、9日の午後にようやくニュージーランドに着いたはいいが、そもそもシドニーで出発が遅れた上に、スーツケースが行方不明になってしまったというのだ。

そんなわけで、この日の優作は本人も「貴重」と笑った。非常にレアな無帽姿で奮闘した。練習ラウンドも出来ないまま、ぶっつけ本番の強行軍も2年連続2度目の出場は前回の記憶に救われた。

「コースは覚えていました。改めて、最高に難しい、と」。初日は強風に見舞われて「風に持っていかれるし、グリーン上でも風を読まないといけないくらい」と、難条件でも踏ん張った。
「今はとにかく眠たい」と、長旅の時差ボケも最高潮の中で「最後まで耐えました。先週も風の強い中でやっていたので、少しは対応できた」と、米ツアーでの手土産も、最大限に生かして1アンダーで上がってきた。
「今日はゆっくり休んで明日に備えたい」と、優作。「荷物も、今日には届くといいんですけど・・・」。2日目こそ、きっちり着帽で臨めればいい。

※スコア速報はこちらから

<そのほかの選手のコメント>
竹谷佳孝(2アンダーの10位タイ、ザ・ヒルズをラウンド=写真下)
今日は風と戦って疲れました。持ちこたえるゴルフしかしていない。でもしぶといゴルフが自分の持ち味。明日の天候等によって、悪いなりにもまた自分らしく頑張りたい。

貞方章夫(1アンダーの22位タイ、ミルブルックをラウンド)
ショットは良かったり、悪かったり。自分の中ではしっくりきていなかった。
でも自分でもびっくりするくらい持ちこたえた。ラッキーも重なったけど。
上がり3ホールの3連続バーディーは、自分でも驚きました。
今日はヒルズのラウンドじゃなくてよかったと思う(ザヒルズは山岳コースで風が特に強い)。明日は自分のゴルフができたらスコアに繋がると思う。

武藤俊憲(1オーバーの58位タイ、ミルブルックをラウンド)
午前中の天気はひどかった。全英オープンか!?って、感じでした。一瞬で風向きが変わるし、雨もどんどんひどくなったけど、なんとかかんとか持ちこたえたって感じ。もう少しあの天候が続いていたら・・・恐ろしいですね。午後になって天候が回復してくれて良かった。ゴルフのイメージは悪くない。(SMBC)シンガポールオープンで出た課題を徐々に克服できている。明日は天候も回復するようだし、コースも変わるのでアンダーパーで回って巻き返したい。

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