記事
パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 2017
堀川未来夢が1打差2位に
タケ小山さんと薬師寺広さんの、グリーンDJもノリノリで、堀川の気分もアガる!
「その時、トップタイに立っていることが分かって緊張しましたけど、声援は嫌いじゃない」と、1.5メートルを沈めて4連続バーディで沸かせた。
通算1アンダーから出て、あっという間に優勝争いの真っ只中に食い込んできた。
初日に73を打って、反省と熟考を重ねた。
一昨年に初シード入りを果たしながらわずか1年で手放した。「良いときは、意識もしていなかったけど」。昨年からよく見て分析するようになったというJGTOのスコアリングデータを今回も、存分に活用した。
ドライビングディスタンスの105位は、胸板むちむちでも飛ばないのは自覚しているから、気にならない。
問題はまずパーオン率。38.89%は124位と下から数えたほうが早かった。「ラフから打つことが多いからだろう」と、フェアウェイキープ率を見たら、案の定だった。
ここ梅郷は、日大時代から、学生選手権で幾度となく回ってきたコースで、落としどころが狭く、面積が小さく速いグリーンの怖さは分かっていても、ついピンを向いて打ってしまう。
「明日からドライバーで打つ回数を減らし、グリーンの真ん中に打って行こうと思った」と、2日目は68でなんとか巻き返すと、ましてピン位置が振られる3日目こそ「気を抜かずに安全に。その中でチャンスを獲って行く」。
丁寧にホールを重ねて「気づいたら、7バーディ獲っていた」。
唯一ボギーの17番では、つい「右のピンに向かって右に外したが反省はそこだけ」と、悔いもその場ですぐ消化して、18番ではバンカーから寄せた2メートルを入れて、しっかり取り返して63は自己ベスト。
コースレコードタイ記録で、首位と1打差。
「明日は、ピンポジも難しくなり、ギャラリーも多く緊張すると思うので、安全策が良いスコアを出す近道だと思ってプレーしたい」。
この勢いでチャンスをつかめ!!