穏やかな好天に恵まれたこの日16日のプロアマ戦。本戦前日にもかかわらず、2000人余のギャラリーを集めて、にぎやかに行われた。中でもひときわ、ファンの熱い声援を浴びたのは、やっぱりこの人。

今年プロ45周年を迎えたジャンボ尾崎は、女子ツアーの永久シード選手で、隣県の岐阜県にある自宅から、会場の東建多度カントリークラブ・名古屋まで車で１時間もかからないという地元プロ、森口祐子さんと、そのご主人らとチームを組んで、開幕目前のお祝いムードを盛り上げた。

今年初めに自身のブログに「カウントダウンが始まった」と書き込み、すわ引退かと、世間を騒がせたジャンボ。
あとで、そう書かずにはいられない心境であったことを正直に打ち明けながらも、「あくまでこだわりはレギュラーツアー」と宣言。今年もまたこうして溌剌と、ジャパンゴルフツアーの開幕戦に顔を揃えた。

今週月曜日には、自身の45周年を祝う大会にも参加。ジャンボここにありを改めて知らしめる。
「ここにいるギャラリーのみなさんも、だんだんと目が肥えてきている。よほどいいプレーをしないと納得してもらえない」。やるからには、ファンを魅了するプレーがしたい･･･。そんな思いがほとばしるティショット！
本戦を直前に１打１打、感触を確かめるようにコースを歩いていた。

• 

• 尾崎 将司