今年8月に開催されたファーストステージより始まった翌年度のツアー出場権を掛けた熱き争い。クォリファイングトーナメント(以下QT)はいよいよ明日1日(木)より最終ステージであるファイナルQTとして、ＣＯＣＯＰＡ　ＲＥＳＯＲＴ　ＣＬＵＢ白山ヴィレッジゴルフコース（三重県津市白山町川口6262）のキングコース（6,941ヤード　パー72）、クイーンコース（7,048ヤード　パー72）の2コースを舞台に開催される。

　今年度は、約1500人が挑戦したQT。ファイナルQTでは、各ステージを勝ち上がってきた者や惜しくも今季賞金ランキングでの翌年シード入りを果たせなかった者など198名が出場、その中で上位35位までの選手が翌年度のツアー前半戦まで(第1回リランキング)の出場優先権を獲得することが出来る。

　今年もツアー出場を夢見る多くの若手たちが挑戦をしているが、中でも注目されるのはこの日11月30日(水)にプロ宣言した小斉平優和(こさいひらゆうわ)だ。中学1年生だった12歳の時にツアー初出場、その後もアマチュアとして多くのツアーに参加。今年は5大会に出場し、4大会で予選突破。フジサンケイクラシックでは、12位タイとなり見事ローマチュアに輝いている。QTはファーストから出場し、ここまで勝ち上がってきた。「サードが一番緊張したかな」と明日の開幕を前に気持ちは落ち着いている。「調子も上向いてきたし、まずは予選通過を目指して頑張ります」と穏やかな表情で答えたが、練習ラウンドの後も日没ギリギリまで練習し、きっちりと最終調整を行っていた。
　明日、小斉平のプロとしての第1歩が踏み出される。

明日より6日間で争われるファイナルQTの成績、ペアリングは『QTホームページ』でご覧いただけます。

• 小斉平 優和