記事

ブリヂストンオープン 2008

池田勇太が初シードをほぼ手中に

このホスト試合で決めた。ルーキーイヤーにして初のシード権をほぼ確定させた。通算12アンダーの9位タイは393万円を獲得して賞金ランクは42位。

通算賞金は1900万円を超えて「デビュー1年目で上出来だと思う」と自分を褒めた。

プロ転向を表明した昨年は、出場優先順位を決めるファイナルQTで失敗した。
今季は出場権がなかったが、自力でそのチャンスをつかんだ。
マンデートーナメントから勝ち上がった10月のコカ・コーラ東海クラシックは最終日最終組での優勝争い。
2位に涙を呑んだが、これで大きなきっかけを掴んだ。

主催者推薦を受けて臨んだ今大会は、地元・千葉学芸高校と、東北福祉大時代と合わせて2度のベストアマを獲得。
実家から車でわずか5分という馴染みの舞台で、再び笑顔が輝いた。

次は2週後に、茨城県の大利根カントリークラブで行われる「The Championship by LEXUS」に出場できる見込みだ。
「どんどん優勝争いをして、早く1勝したい。日本シリーズにも出てみたい」。
アマ時代から高い評価を受けていた大型新人が、早くも次の目標を見据えた。

関連記事