今年、148回目の舞台はロイヤルポートラッシュゴルフクラブ。全英オープンが、イギリス本土を離れるのは68年ぶりという。
当地を踏む日本勢は、アマ1人を含む8人。

今季海外初戦「SMBCシンガポールオープン」2位の資格を得た藤本佳則。
浅地洋佑は、「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」で初優勝を飾って、初切符を握った。
堀川未来夢は日本予選ランキング最上位者の資格。
稲森佑貴は、資格のある昨年の日本オープン覇者だ。

池田勇太は国内予選にあたるミズノオープンを制した。
そして昨年の賞金王の今平周吾。
そのほか日本ツアーでの資格を得たショーン・ノリスは目下賞金1位のジャズ・ジェーンワタナノンド、プロム・ミーサワットやチャン・キム、ガン・チャルングン、朴相賢（パクサンヒョン）ら海外勢と、米ツアーの松山英樹。16日火曜日は堀川と、堂々アマランキング2位につける大学後輩の金谷拓実さんと、練習ラウンドに出た。

昨年のカーヌスティでは、2日目の最終ホールにトリプルボギー。カットラインに1打足りずに予選落ちを喫した松山。
2週前の「３Mオープン」で7位に入ったあと、いったん帰国。
気分転換を済ませて前週の土曜日に会場入りすると、精力的にコースを見て歩いている。

ここアイルランドでのゴルフは2年前の欧州ツアー「アイルランドオープン」でも覚えがある。開催地のポートスチュワートGCはここからも近く、海沿いの地形も似ており、あのときは14位に入った。

「風次第、天気次第。ショットの調整ができればそういう状況に対応できると思うので、明日しっかりやりたい」。
この日の練習ラウンドでもやや不満を見せていたアイアンショットの調整も含めて、18日の開幕まで残り1日で仕上げにかかる。

• 藤本 佳則
• 浅地 洋佑
• 堀川 未来夢