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後輩・金谷拓実に刺激を受け、奮起する松本将汰

松本将汰
日本勢では、坂本雄介が通算11アンダーで2打差、松本将汰と古川雄大の2人が3打差で、首位に並んでいる韓国勢2人を追っている。松本は2年前に東北福祉大を卒業し、主にAbemaTVツアーを主戦場に戦っている。この日は東コースをプレーし、6バーディ、ノーボギーの6アンダー66をマークして、スコアを通算10アンダーとした。

「調子が良くなかったので、逆にそれが良かったのかもしれない。無理をしないで、グリーンのセンターを狙って」いった。「寒いのは苦手で、球がつからない」が「4〜5メートルのバーディパットが良く入った。1回、8メートルくらいのパットも入りました」とこの日はパッティングが冴えた。

今年RIZAP KBCオーガスタでツアー初優勝を飾った比嘉一貴は、1年後輩。そして、アマチュアながら三井住友VISA太平洋マスターズに優勝した金谷拓実も大学の後輩にあたる。松本は卒業した今も仙台に住み、大学の練習場で練習を積んでいるので、金谷とも顔を合わせている。「後輩ですけど、うまい。謙虚ですし、すごく尊敬しています」という。その金谷は現在オーストラリアンオープンの出場しており、2日目を終わって通算8アンダーで首位のマット・ジョーンズと2打差の4位タイにつけている。

「すごいですね」とびっくりするが、後輩に負けてはいられない。ファイナルQTを上位で通過し、近い将来ツアーでともに戦うことを目指す。そのために、残り4日間を戦い抜く。

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