昨年は念願の賞金王に就くことができ、さらには賞金ランキングの資格で挑戦した予選会を勝ち上がり、幼いころから目標にしてきたPGAツアーの出場権を獲得することもできました。
国内ツアーから6週間続く長い道のりでしたが、無事3位で通過でき、決まった瞬間はこれまでの努力が報われたことに対する感情があふれ出てしまいました。
賞金王はこれまでもチャンスがありましたがなかなか届かず、海外の試合ではメジャーをはじめ、結果を残せず、「こんなに練習しているのに…」と思ったことも1度や2度ではありませんでした。
それでも、諦めずに努力を続けていれば、必ず報われる日がくることを体感できた貴重な1年となりました。
素晴らしい先輩や、たくさんの仲間やライバルに恵まれて、みなさんと切磋琢磨できたことが、私を何より大きく成長させてくれたと思います。
賞金王が決まったときも、USPGAツアーの出場権が決まったときも、その瞬間、最初に浮かんできたのは良いときも、悪いときでも変わらず私を応援してくれた家族、また励ましてくださったみなさまのことでした。
みなさまの支えがあったから、数々の困難も乗り越えてくることができました。
この場をお借りして、御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
今季のUSPGAツアーの出場権を獲得しましたが、まだスタート地点に立てたに過ぎず、本当の闘いはこれからです。
今まで以上に厳しい闘いになると思います。
くじけそうになることや悔しい思いを、これからも体験すると思いますが、そんな時こそ今まで日本ツアーで経験したことや、学んできたことを思い出し、今まで以上に目の前の1打に打ち込み、自分らしいプレーを肝に銘じて引き続き励んでまいりたいと思います。
今年の初戦は、1月9日から始まる「ソニーオープン・イン・ハワイ」で迎える予定です。
日本でプレーできる機会は少なくなってしまいますが、その分、みなさまに喜んでいただけるようなニュースをたくさんお届けできるよう、頑張ってまいります。
引き続き温かなご声援を、何卒よろしくお願いいたします。
2025年がみなさまにとって幸せな1年となりますように、心よりお祈りしています。