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麗しき男子たちがランウェイで“プロコレ”。JGTOの「ゴルフFAN! プロジェクト」
23日に行われたそのお披露目会は“パリコレ”ならぬ“プロコレ”。
パシフィコ横浜で開催中の「ジャパンゴルフフェア」の特設ステージで、男子プロたちが“ランウェイ”を闊歩した。男子ゴルフの魅力を懸命に表現した。
「恥ずかしさでいっぱいです」とは、大堀裕次郎だ。こう見えて極度の人見知りも“エアショット”の決めポーズで、精一杯のPRだ。
天然パーマの髪を頭頂部だけ長く伸ばしてちょんまげを結った個性的なヘアスタイルがトレードマークの梅山知宏。普段はそんな個性も帽子の中に隠しているのが残念だが、「プライべートでは“公開”してます。僕のインスタをチェックしていただければ…!」。
ムキムキの胸筋を揺らして歩く、堀川未来夢。鍛え上げられた胸板は、「日々鍛え、日々意識していて、胸先頭に歩いています」とその美ボディは、このほど男子ゴルフの“グラビア担当”に任命されたほど。
自称“お笑い担当”の中西直人。喋りは関西出身の自分に任せてと自負していたが、先日果たした矢野東とのラジオ出演を契機に「スベリ担当」へとトホホな降格…?
「中西くんは、全然喋れてなかった。今日もずっとスベッてますし…」と矢野にぶっちゃけられて、「確かに、今日もみなさん全然笑ってくれない…。ゴルフ練習より喋りの練習します!」。ちょっぴり的外れな決意表明も、どこかお茶目でにくめない。
この日のお披露目会にはJGTOの“推しプロ”として、8選手が出演した。
また選手会からは深堀と藤田、宮本、市原ら4人のベテラン助っ人が参戦。
特設ステージは、メイン舞台から観客席に向かって凸型に伸びた廊下に卓上ライトがくるくる回る。司会者の合図で登場した出演プロたちが、きらびやかなランウェイを一人ずつウォーキングする。満員の視線を一身に集めて歩き、その突端でめいめいモデルさんみたいにカッコよくポーズを決める、はずだったのだが…。
元祖ファッションリーダーの矢野はしかし、テレまくりだった。ランウェイの最端までたどり着く前に、引き返してきてしまった。見た目はまだまだスタイリッシュでも、そこは昭和の男。
何より矢野以外の“推しプロ”はみな20代の若手揃いということで、「僕がなんでここにいるのか。41歳の僕は何担当なのか?」。
当初はそんな葛藤もあったようだが「僕は、ゴルフ好きのマダム担当ですね」と、次第に年齢なりの役割を自覚し始めておりチームリーダーとしての活躍も期待される。
そんな“推しプロ”たちを眺め渡して「みんな、ビジュアルで選ばれたのね!」とベテランの宮本も感心したように、揃いも揃ってイケメンも中にはまだレギュラー未昇格の選手もいて、嬉し恥ずかしこのステージショーで、ぜひ顔を覚えて頂きたい気持ちでいっぱい。
188センチの長身でひときわ目立つ幡地隆寛(はたじたかひろ)は、ツアー会場でまだ無名の自分にも、声をかけて下さるファンの有難みについて語った。
「サインをくださいと言われると嬉しくて。たとえその日の成績が悪くても、それを忘れさせてくれる瞬間です」。
高柳直人はジュニア時代のツアー観戦でプロからもらった帽子が今も大事な宝物という。あの感動を、今度は自分が伝えていく番がめぐってきた。
池村寛世はイベント最後の抽選会の賞品に、自身は下戸でもあえて地元・鹿児島自慢の焼酎をもってきた。希少な「魔王」は、池村の実家が作る高級サツマイモが原料なのである。
この日のお披露目会に、司会者として参加したJGTO理事の佐藤信人は「直接接してもらえれば、男子プロもこんなに個性的で魅力的!」と、力説した。
そんな機会をもっともっと増やしていこうというのがこのたびJGTOが立ち上げた「ゴルフFAN!プロジェクト」。選手と直接触れ合えるイベントを、これからたくさん仕込んでいく予定だ。
男子ゴルフの国内開幕ももう間近。
この日のステージ最年長の深堀圭一郎がこれを機に、今一度ファンのみなさんにお願いだ。
「大勢のギャラリーのみなさんの前で、プレーすることが何よりプロの一番のモチベーション。今年もみなさんぜひ、トーナメント会場に来てください!!」。
さあ、今年もみなさんご一緒に、盛り上がっていきましょう〜〜〜!!
<ご協賛社とご協賛品一覧>
キャロウェイアパレル株式会社(キャップ)
キャロウェイゴルフ株式会社(E・R・C ボール1ダース)
白玉醸造(魔王)
株式会社セプテム総研提供アフェクタス(ゴルファーズプロテックUVクリーム)
株式会社TSIグルーヴアンドスポーツ(JUCK BUNNYドラバニーヘッドカバー)
ブリヂストンスポーツ株式会社(TOUR Bキャディバッグ)
株式会社プロギア(SILVER BLADEパター)
ヤマハ株式会社(キャップと藤田寛之使用モデルのグローブ)
※50音順です。