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中日クラウンズ 2019

そんなに簡単じゃないんだよ。復活の初Vがかかる貞方章男が子どもの日に言っておきたいこと

復活がかかる難コースで、40歳がやりがいを感じている。
風が強く吹いた和合で、6番では137ヤードの2打目が入りかけるOKバーディ。
難しい終盤ホールは17番のパー3で「外れたら、1.5メートルは行ってしまうようなパットが入った」。
6メートルを沈める連続バーディを奪い、令和最初もV争いだ。

平成最後のトーナメントとなった先々週の国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」で4位タイに入り、直近のトップ10入りの資格で今大会は、3年ぶりの出場。

2015年に自身2度目のシード落ちを喫して出場権すらなかった昨年は、「練習しても、何のためにするのか」。
なかなか身が入らなかったが、ファイナルQTランク15位の資格で出場権を取り戻した今季は「試合に出ていると、楽しく思います」と生き生きと戦う。

男の子ばかり9歳と7歳と4歳の息子たちは先々週も、最終日に応援に駆け付け「頑張って勝って!」。
激励に応えたいところだが、3年のブランクはあっても父は和合の厳しさ、恐ろしさは忘れていない。
「簡単にスコアを出させてくれるコースではない。ポジションによって、外したくないところがある」。
前日2日目は、「行ってはいけないところに打った」と、14、18番と1日2つのダブルボギーで洗礼を受けている。
「そんなに簡単に勝てないんだよ、って…」。
超大型連休もいよいよ終盤。5月5日の子どもの日に、パパが切に訴えておきたいことだ。

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