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初日は日没順延。松山は暫定5位タイで上がり「いいプレーができた」(全米オープン初日)

©USGA
濃霧でスタートが90分遅れた初日は海からの風と、刻々と硬さを増すグリーンと、午後からは肌寒さと、迫る日没との戦い。

度重なるメジャーの難条件で、今年のマスターズ覇者は盤石のプレーを見せた。
松山英樹は3バーディ、1ボギーの「69」。
首位と2打差の暫定5位で上がり、「いいプレーができたと思う」。

安定したショットでチャンスを作った。
3番パー3で、最初に3メートルを奪うと10番はピン左1.5メートルに絡めた。
続く11番では15メートルのバーディトライも入った。

そこからパーが続いたが、「パットも途中からよくなって、不安もなく、ミスしても自信を持って打てた」と、15番ではラフからのアプローチをスピンでピンに寄せるなど辛抱強く、ボギーはアプローチがカップに蹴られて1メートルを残した7番だけ。

最後18番のチャンスパットは逃したが、打った直後に日没中断の合図を聞いてホールアウト。「最後、終われてよかった」。
第1ラウンドを滑り込みで終えて安堵した。

そのほか、米国予選を突破して、自身2度目の出場を果たした星野陸也は後半6番のパーパット以降を翌18日に残してイーブンパーの暫定24位タイ。
同じく、米国予選から出場のチャン・キムは、16番から3ホールを残して5オーバーの同110位タイにつけている。

また、浅地洋佑が5オーバーの同110位タイ、石川遼は6オーバーの同129位タイでいずれもプレーを終えている。

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