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木下稜介が6位タイで最終ラウンドへ / ニュージーランドオープン

目指すぞ、優勝! 木下
翌3月1日の最終日に向けて、チャンスを残した。プロ7年目の木下稜介が、第3ラウンドで66を出して、通算11アンダー。前日の11位タイから、首位と4打差の6位タイへと順位を上げた。
「バーディーを取りたいホールで取れたし、自分でも不思議なくらい調子がよかった」と、引き続き好調だ。

今年101回目を迎える伝統の”ナショナルオープン”は、2014年からJGTOとパートナーシップ契約を結ぶが、シード2年目の木下は大会初出場。
プロとアマが共に回りながら勝者を決定するプロアマ形式戦も初体験だが「アマチュアの方にも恵まれて、とても楽しい。緊張をほぐしてくださって、とても助かっている」。
いよいよ最終日は、チームとしても集大成の日。
「3日目を終えていよいよ優勝争いに加われたが明日が力まず、きれいな景色も見ながら楽しんでプレーしたい」と話した。

そのほか、日本ツアー3勝の豪ブラッド・ケネディが首位と2打差の通算13アンダー、3位に。
3打差の通算12アンダーには、昨年の日本ツアー賞金ランクは4位で、ドライビングディスタンスで2年ぶり3度目の1位を獲った飛ばし屋の米チャン・キムら。

JGTO枠からの出場選手には、通算7アンダーの17位タイに堀川未来夢。通算6アンダーの20位タイにはベテランの宮本勝昌や、香妻陣一朗ら。

堀川は、ゴルフの調子は良いのに悪天候にたたられ、73を叩いて出遅れた初日や、8バーディを獲る反面、ダブルボギーで伸ばしきれなかったこの日の第3ラウンドを悔やむが「海外の試合に出るたびに、衝撃を受ける。明日は無駄なボギーを無くして優勝争いに加われるように、ビックスコアを出します」。
さらに香妻は、「今週一番のスコアを出して、トップ10入りを目指します」とそれぞれ、意気込んだ。

なお、プロ3年目の比嘉一貴はアマチュアとのチーム戦では、通算25アンダーで、5位タイにつけている。



<JGTO枠出場選手の3日目成績>
6位タイ 11アンダー 木下稜介
17位タイ 7アンダー 堀川未来夢
20位タイ 6アンダー 宮本勝昌
20位タイ 6アンダー 香妻陣一朗
30位タイ 5アンダー B・ジョーンズ
41位タイ 3アンダー 比嘉一貴
41位タイ 3アンダー 時松隆光
52位タイ 2アンダー 嘉数光倫
58位タイ 1アンダー 小鯛竜也
61位タイ イーブン  市原 弘大
68位タイ 1オーバー W・J・リー 
74位タイ 3オーバー 竹谷佳孝
76位タイ 4オーバー 片岡大育
  • 最終日の上昇を誓う、堀川
  • 目標はトップ10入り、香妻

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