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大山どりカップ 2021

山田大晟が通算11アンダーまで伸ばし単独首位で明日の最終日へ!

AbemaTVツアー2020-21シーズンの第9戦目『大山どりカップ』の大会2日目が、鳥取県西伯郡にあるグリーンパーク大山ゴルフ倶楽部を舞台に行われた。この日は午後に雷雲接近の影響で2度の中断があったものの、なんとか全選手がホールアウトすることができた。そんな変則的な状況の中で単独トップに躍り出たのは山田大晟だ。首位と3打差の6アンダーの4位タイからスタートした山田は5バーディ、ノーボギーの66をマーク。連日のノーボギーのラウンドで2位以下に2ストローク差をつけた。
「昨日よりはショットも良くなかった部分はあったんですけど、良いパットも決まってくれたので、なんとかスコアを伸ばすことができたと言う感じです」。
明日の最終日は自身初の最終日最終組になるが、同じ最終組には同い年の勝俣陵がいる。実は今週の躍進の一因は勝俣からのアドバイスによるものだ。山田自身手応えを感じつつも、まだ手探り状態で今週の試合に入ってきたが、いきなり初日で結果が出た。この日は、その手応えを確信に変えることができるか試す好機だったが、想像以上の結果として現れた。2日間続けてスコアを伸ばせている要因は、ショットの調子が戻り、しっかりグリーンを捉えることができている点だと分析。
「お先パーのようなパットを打てているので、ストレス無くまわれているのも良い結果につながっている要因かと。明日は負けたくたないですけど、あまり意識せずに、結果はあとでついてくるものとして、最終日最終組を楽しみたいと思います」。
元々緊張するタイプではないと言う山田だが、流石に明日は少なからず力が入るはず。ただ、いつも一緒に練習をしたり、行動を共にしている勝俣と同組ということもあり、それが良い雰囲気で回れる要因になるかもしれない。明日の最終日のライバル対決に注目したい。

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