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ZOZO CHAMPIONSHIP 2019

松山英樹は史上最も短いパー4から出てイーグル発進

第2ラウンドが静かにスタートした。25日金曜日の2日目は、記録的豪雨により中止。延期されていた第2ラウンドは、安全面を優先して、無観客試合となった26日土曜日の3日目に、当初の予定よりも30分遅れの10時から始まった。

水没の被害がもっともひどかった10番は、きゅうきょフェアウェイ上にティを仮設し、140ヤードのパー4として、実施。
これは、PGAツアーのスコアリングシステム上のパー設定を変更するのが困難なための措置で、国内男子史上もっとも短いこのパー4から第2ラウンドを出た松山英樹は、左4メートルに”ワンオン”してイーグル発進。首位で飛び出した。

初日は1万8000人余の大ギャラリーが集まる中で、出だしの3連続ボギーから9バーディを奪い首位に立つドラマを演じたタイガー・ウッズも、この日は1番から誰も座っていないギャラリースタンドをバックに静かにスタート。
バーディ発進したが、次の2番でボギーを打っている。

PGAツアーでは珍しくないようだが、国内男子での無観客試合は、99年のJGT0発足以降では、台風17号が接近した2012年9月のコカ・コーラ東海クラシック最終日と、日没でプレーオフを翌月曜日に残した16年10月の「ホンマツアーワールド・カップ」以来、3度目。

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