記事
22歳の関藤直熙は、今年の賞金王?だ
実は、彼は現在アジアンツアーの下部ツアー、Asian Development Tour(ADT)の賞金ランキング1位だ。残り1試合(12/26〜29)を残しており、その結果次第で賞金王が決まる。「まだ日本人で賞金王になった人はいないと聞いているので、ぜひなりたい」と最終戦にも出場する。ADT賞金王になれば、来年のアジアンツアーに1年間出場することができる。
現在日本のファイナルQTは通算16アンダーで9位タイ。このままでいけば、来年の第1回リランキングまでのツアー出場優先権を獲得する。日本とアジア、どっちを選ぶか。彼は「どっちを選ぶかではなく、両方掛け持ちしたい」ともくろむ。日本とアジアンツアーの共催の試合もあるし、順延になった香港オープンも1月にヨーロピアンツアーの共催ではなく、アジアンツアー単独の試合となる見込みのため、彼も出場できる模様だ。そのあとのSMBCシンガポールオープンもアジアンツアーの枠で出場できるので、このQTが終わった後は、アジアンツアーを渡り歩くことになりそうだ。