先週の『日本プロゴルフ選手権』で４日間通算11アンダーをマークし４位タイに入った小野田享也。本人曰くゴルフの調子は特別良いわけではないとのことだが、それでもレギュラーツアーのしかもメジャーでの好成績は自信に繋がったに違いない。
「ショットはまずまずですが、パットがしっかり決まってくれているのが良いですね。今週も優勝争いに絡めるように頑張りたいです」。
『日本プロゴルフ選手権』の最終日。普段はクールにプレーする印象の小野田が珍しくパットを決めた際にガッツポーズをしていた。ギャラリーが入り、声援に気持ちが後押しされたというのもあるだろうが、良い集中力でゴルフしていたことで自然とガッツポーズが出たと言う。これまで勝てそうでなかなかあと一歩が届いていない小野田だが、そろそろ優勝という形を手に入れたい。それはもしかすると今週かもしれない。
もう一人の注目が成冨晃広だ。先の『大山どりカップ』で悲願の初優勝を飾り、その勢いのままに今週に挑む。
「ゴルフの状態は良いですね。体の調子がいいので」。
優勝したことで何か変化はあったのかと聞くと、平然と「何も変わらないです！」と答える。優勝はすでに過去のことと捉えているのか、それともさらに大きくジャンプするためのステップと考えているのか。調子に乗ったら止まらないタイプなだけに２試合連続優勝も大いにあり得る。

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• 小野田 享也
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