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ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ ツアートーナメント 2021
植竹勇太「受け止めればまた成長できる」5打差からの逆転負けで
「谷原さんにも、もうちょっと落ち着いてプレーしたら大丈夫だよ、って言ってもらいましたので。この結果を受け止めたらまた成長できる」。
プロ5年目の初優勝を逃した植竹勇太は気丈に言った。
5打の大量リードで出た最終日は2番のパー5で3打目が入りかけ。
バーディ先行で、前半は終始、有利にゲームを運んだが後半から池村寛世(いけむら・ともよ)の猛追を受けた。
「15番で分かりました」と、スコアボードを確認したとたんに連続ボギー。
ついに池村の逆転を許した。
「プレッシャーを考えないようにしていましたが、バック9に入ったら意識しちゃうというか。勝ちたかったですけど、経験が足りないというのもあった」と、自身初の最終日最終組を反省。
池村とは普段から仲が良く、一緒にサウナに行くことも。
ひとまず初優勝は、同級生に譲った。
「先を越されたのは悔しいけどそれはもう、あいつがナイスプレーをしたということです」。
潔く親友を祝福した。
「次に向けて勝つ準備をしていきたい」。
谷原からの励ましを力に、雪辱を誓った。