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ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ ツアートーナメント 2021

石坂友宏に世界のアオキが太鼓判「お前なら優勝できる」

ガツーンと初優勝だ!
まだ本戦も始まっていないのに、眠れぬ夜を過ごした新人学生プロ。

石坂友宏(いしざか・ともひろ)が、27日水曜日のプロアマ戦で、一緒に回ることになったのはJGTO会長の青木功。

前夜、JGTOのスタッフから組み合わせを知らされて仰天。
「初めてなんです。青木会長と回れるなんて…昨日から寝れませんでした」と、まんじりともせず朝、スタート。

「アドバイスをいただこうと思っていたんですけれど…聞けない」。寝ずに考えてきた質問事項もしまい込んだまま、最初はひたすら見て、盗むだけ。

「その場その場で、パターの距離感を合わせてこられるのはやはりさすが」と、ひそかに舌を巻いた。

後半から雨が降ってきた。
「アイアンの縦距離が合わせづらい」と苦戦していたら、青木がポツリと「キミはパターがうまいんだから、いいじゃない」。
世界のアオキに「褒められて嬉しかった」と、ちょっぴり自信に。

昨年11月のダンロップフェニックスで金谷拓実と学生プロ対決を演じて、2位に。

その後も、好結果を重ねて今シーズンは、計6度のトップ10入り。
シーズン1年目の初シードは手中にしている。
残る目標は、ツアー初優勝。

ラウンドの最後に青木にも、ガツーンと言われた。
「キミなら優勝できる」。
もっと自信をつけて、初日を迎えられる。

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