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ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント! 2022

今週は選手会長で“ホストパパ” 谷原秀人の威厳

総勢12人の“ハンダファミリー”の中で、最古参の所属プロ。しかも、新規開催の今年は選手会長の肩書きを背負って出場。

 

今大会では就任時の公約のひとつだった「練習日から観戦可能」のファンサービスが、さっそく実現できた。

 

谷原秀人が2013年に、所属契約を結んでいただいたときから半田晴久・日本スポーツ振興協会(ISPS)会長の理解は深かった。

 

「選手がそうしたいならやっちゃおうよと言ってくださる。ありがたい」と、今大会では練習日の観戦ほかトーナメントとしては珍しい託児所を設置。また、最終日の表彰式では演劇が予定されるなど、趣向尽くしの1週間に感謝が増す。

 

「練習日の観戦は、これから他のトーナメントでもお願いしてどんどん増やしていきたい。増やして行くことで、認知もしていただけると思うので」と、ホスト試合を契機に拡散希望。

 

1月の就任から覚悟をしていたとはいえ、シーズン開幕後もなかなか本業に時間が割けず、今週はくちびるに大きなヘルペスを作って来た。

「ゴルフではないところでのストレスですかね…?」と苦笑し、前任者たちの苦労を改めて実感するが、今年から新たにISPSの所属プロに加入した桂川有人を半田会長に推薦するなど多忙な中で、世話を焼いたのも谷原だ。

 

海外のツアー外イベントで、たまたま日大時代の桂川と同部屋になり、面倒みてきた。

「スイングもいいし、思い切りもある。あとは優しい性格だけ。キャラ変させようかと思っていて。プロとして、もっと弾けるように」。

漢字は違うが、谷原のひとり息子と同じ名前という親しみ深さもあり今季、桂川の新たなウェア契約に際しても間に入った。

 

ゴルフ界のアニキとして君臨するが、20歳差を見守る目は「いや…もう“お父さん”ですね」。

プロアマ戦後の練習場では、こちらも今季から所属プロになったチャン・キムの相談に乗ってやっていた。

今週のホスト試合ではそろそろ、本業で“パパ”の威厳を示したいところだ。


練習場ではチャン・キムの悩みを聞いてやり…。あれ、この2ショットになんか既視感

 

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