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~全英への道~ミズノオープン 2022

フィリピンのパグンサン「今年はひとりじゃない!!」連覇は2人で。でもクラブはやっぱり11本で。

昨年まで50回と長い歴史の中でも連覇は1995年のブライアン・ワッツだけ。

 フィリピンのジュビッグ・パグンサンが、27年ぶりの偉業に挑む。

 昨年大会は、キャディバッグを自ら担いで回るセルフプレーで悲願の初優勝を飾った。

 

「でも、今年はひとりじゃない!」。

 

開幕前日のプロアマ戦で一緒に回った、ミズノ所属のホストプロで、JGTO理事で、今週はABEMA」の生中継で解説もつとめる佐藤信人と挟んで真ん中が、ジュビックのキャディをつとめる黒石義忠さん。




 

「今年は、彼が僕のボス。今週は、コースの行き帰りも彼の車に乗せてもらうんだ!」。

 

実は昨年も、今大会を挟んで前後トーナメントでは、黒石さんがキャディをつとめたという。

「でも、たまたまこの大会だけ『一人でやるよ』とジュビックに言われて」。

その「たまたま」で優勝。

「今度は、一緒に勝ちたい」と、黒石さんのやる気も増す。

 

昨年よりかは頑丈そうだが、実は今年も使用するのは軽量バッグだ。

 

しかも、昨年の優勝で味をしめたのか、「1W」「3W」「UT21度」「5I」「7I」「9I」「PW」「46度」「52度」「58度」「パター」のクラブセッティング。 

本来ならルール上、14本まで携行できるが「僕には14本は多すぎる。どれで打つか迷っちゃって・・・」と、今年も昨年同様に、11本で連覇に挑むつもりという。

 

昨年は自身8年ぶり3度目となる「全英オープン」の出場権を手にしたが、行かなかった。

 「渡航制限がかかっていたし、イギリスに行ってコロナにかかったら、目も当てられない。オリンピックには絶対に出たかったからね」と、翌々週に東京五輪を控えて昨年は、コロナ禍のリスクを徹底回避。

 

再切符を狙う今年は垂涎のセントアンドリュースが舞台だ。

 「全英オープンに出場できるだけでも光栄ですが、セントアンドリュースでのプレーは長年の夢。もし行けたら凄く嬉しい」。

今年は改めて、2人で聖地を目指して歩く。

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