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ANAオープンゴルフトーナメント 2022

池田勇太はプレーオフにも残れず「勝って終わりたかった」

首の痛みをこらえて初日から首位を走り続けた池田勇太は、3人並んで入った最終ホールで痛恨のボギー。

1差の通算18アンダーでプレーオフにも加われず「最後の最後に運がなかった。勝って終わりたかった。せめてプレーオフに進出したかった」と、嘆いた。



3差の単独トップで出たものの、前半ホールで獲れたバーディは4番の1個だけ、という苦しい展開。
「でも、こらえながらなんとか我慢していた」と、奥歯を噛みしめる。

10番から連続ボギーで石川に逆転を許すと、2打差を追う立場で今度は13番から連続バーディ。


懸命に、大接戦を演じ続けて17番では渾身の2オン狙い。
惜しくも花道に落ちたが、寄せワンバーディで追いついた。

こだわりの輪厚で、3勝目のチャンスを最後までにらみ続けた。
それだけに、「勝っておきたかった」と、最後の最後に取り逃がした3年ぶりの通算22勝目が悔しい。


左半身の故障から、2週間で復帰してきたが本調子とはほど遠く、この日は雨風も満身創痍の体に堪えた。
「厳しいものはありましたけど、それでもやると決めてきた。しょうがないですね」。
完治につとめて次こそ勝ちきる。


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