「比嘉さんは、ナショナルチームの先輩。今年凄くいいプレーをされていますし、デビュー戦で回れることができて嬉しいです」。
また河本は、日体大の1学年先輩だ。
昨年大会は、一緒に最終日最終組を争ったが、河本は「78」を叩いて大敗。それでも中島のプレーオフまで残って、抱きつき祝ってくれた。
「リキさんにすれば、後輩の僕に負けて悔しかったと思いますが、最後の時にグリーンにいてくれて感動した」と、今でも感謝をする先輩と、自身のデビュー戦で今度はお互いプロとしてまた戦える。 昨年最終日
「とても光栄です」と、喜ぶ。
「僕も嬉しいです」と、河本も後輩のプロ転向を大歓迎する。
今大会で中島がプロ転向することは、河本も中島から聞いて以前から知っており、その直前に、自身は8月の「Sansan KBCオーガスタ」でプロ初優勝は、先に達成。
「あいつがプロ転向する前に勝てたのは嬉しかった」と安堵する。
昨年大会は、最終学年の4年生。
河本自身も、プロ転向直前のアマVを狙っていただけに、「この大会がきっかけになったといっても過言ではない」と、中島に負けたことが、その後のさらなる鍛錬に拍車をかけたのは確かだ。
5年ほど前から年頭に、女子プロの姉の結さんとサイン色紙に目標をしたためるのが恒例となっているそうだが、「レギュラーはスポット参戦しかできなかったので。今年はABEMAで3勝で、レギュラーは来年優勝と書きました。それが、1年早くなった」と、嬉しい悲鳴にもつながっている。
「去年のリベンジという気持ちもあります」と今週は、雪辱に燃えるが、後輩との関係は変わらず良好だ。
きのうは「夜、啓太と一緒にごはんを食べにいきます」と、話していた。
後輩のデビュー前夜はどんな話題で盛り上がったのだろう。
「同じ大学で頑張ってきた仲間と一緒に出来るのは嬉しい。周りにも、いい影響を与えられたら」と、河本。
今年も再び2人でV争いなら最高に絵になる。
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