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フジサンケイクラシック 2024

結さんも応援! 河本力が2週連続10位タイ

河本力(かわもと・りき)は、第1ラウンドの7アンダー「63」で首位発進しながら、第2ラウンドの15番ティショットで中断するまでに1ダブルボギーと、ボギーが4つ(2バーディ)。
通算3アンダーまで落として優勝には厳しかったが、再開の4ホールで渾身プレー。



「15番のセカンドは206ヤードで左のラフで。昨日のうちに距離とかすごく図っていて、イメージができていたので完璧なショットで始まって」と、4メートルのバーディチャンスを沈めた。
「すごく納得いく良いスタートができた」と、手ごたえをかみしめたがやはりプロゴルフのだいご味は、最終日のサンデーバックナインだ。

「優勝争いが楽しいですし、そういうのがなかったのはすごいさみしい」と、36ホールの決着を残念がったが、「自然には勝てないので…」。
いったん次にお預けだ。

手取り足取りの指導から3戦目。
今季ずっと予選落ちがちだったのが、急に持ち直して、今季自己ベストを出した先週に続く2週連続の10位タイを記録した今週は、2日目から毎日、わざわざ会場まで、弟の状態を見に来てくれた結さん。

結さん、ご来場ありがとうございました!


「3試合でリキが上位に顔を出すと思ってなかったよ」
「私がドン底まで行ったほどリキは調子を崩してないよ」
「リキは私よりポテンシャルがあるし伸びしろしかないよ」

などなど…言葉を尽くして河本を励ましてくれ、スコアを崩した第2ラウンドのスタート前準備の仕方や、練習法についても、プレーが中断したその夜の食事の席で指南。
「今朝、そのとおりにやってみたらよかったので。またいいアドバイスをもらえた」と、感謝する。

第2ラウンドの最終ホールには結さんのほか、日体大同期の石川航(いしかわ・わたる)も応援にかけつけた。
「航は大学のときからずーっと一緒で、ツアーでも一緒に戦うのを目標にしていて、ライバルとしても友達としてもすごく嬉しい」。
家族も無二の親友も、時に厳しく温かく、復活を見守ってくれている。

「すごく勝ちたい試合。このモンスターコースで勝つには飛距離が必要だけど、飛距離はあると思うので。来年は優勝できるようにまた頑張りたい」。
今年も3季連続飛距離1位を目指して快走中。
怪力で、次こそ怪物コースを制してみせる。

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