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HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2022

上がり4ホールでなんと5アンダー。豪ブレンダン・ジョーンズが大変身

日本に来て20年余。通算15勝を誇る豪州のベテラン、ブレンダン・ジョーンズが後半の15番からバーディ、イーグル、バーディ、バーディと4ホールで5つも縮めて、新人の中島啓太と並ぶ通算10アンダーとし「今までにないくらい良い出来。終わりの7ホールは特に印象的でした」と、2日目の首位獲りにニンマリだ。



今年、47歳に残されたチャンスは多くない。
2019年の国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」の優勝時に得た2年シードは、コロナによる統一シーズンと合わせて今季限りだ。

最終年の今年はこれまで15試合に出場したが、「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」の21位が最高で、予選敗退が8試合。
獲得賞金も300万円を越えたところで、賞金ランキングは101位。


シード喪失の危機を知りながら、先週2週間はあえてお休み。

「オーストラリアに帰ってコーチと話しました。それによって自分の考え方が変わって、スイングも変えてきました」と、ゴルフも心もリフレッシュ。

「今年の自分の結果、試合はひどいものだったけれど、コーチと話したことで、考えがクリアになったし自信が持てるようになった」と、別人だ。

コロナ禍の20-21年は渡航制限で、1試合も出場できないなど苦難を味わったが「ショットもパットも良いゴルフができるように。自分がやるべきことをやるだけです」と、残されたチャンスに賭ける。

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