今週3日に48歳の誕生日を迎えたばかりのベテランで、日本ツアーは通算15勝を誇るが、ホームツアーでは意外にもこれが嬉しい初勝利だ。
ジョーンズが多くの日本勢に出場を働きかけたことをきっかけに、2014年からJGTOとパートナーシップを結ぶ今大会だが、この2年は開催休止に。
「コロナで僕たちは仕事場を失いましたが、こうしてまた戻ってくることができてとても嬉しいです」と、噛みしめる。
「大好きなトーナメントのひとつ」という思い入れの試合で3年ぶりの開催復活に合わせて優勝を飾り、「日本ツアーのみんなが今年もまたたくさん来てくれた中で優勝することができて凄く幸せです」と、喜びも2倍に。
日本ツアーは2001から参戦し、姓名の頭文字を取って「BJ」の愛称で親しまれるジョーンズだが、20ー21シーズンは渡航制限などで1試合も出場できず、復帰も危ぶまれた。
ようやく戻った2020年は、2019年の開幕戦「東建ホームメイトカップ」の優勝で得た2年シードの最終年だったが、終盤の踏ん張りで、賞金シード(68位)に滑り込んでいた。
よみがえった歴代覇者が、今月末の今季開幕戦を目前に、母国ツアーで何よりの存在感を示した。
JGTOメンバー最終成績 Leaderboard | New Zealand Open (nzopen.com)
優勝(18アンダー)ブレンダン・ジョーンズ
2位タイ(15アンダー)池村寛世
12位タイ(13アンダー)嘉数光倫
22位タイ(通算11アンダー)米澤蓮
26位タイ(通算10アンダー)浅地洋佑
35位タイ(通算8アンダー)堀川未来夢、香妻陣一朗、木下稜介
44位タイ(通算7アンダー)阿久津未来也
50位タイ(通算5アンダー)トッド・ペク