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HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2022

木下裕太「死力を尽くして頑張ります」シード権確保の奔走中にまたホールインワン

シード権の確保に奔走する36歳が、窮地でまた奇跡を起こした。

プロ16年目の木下裕太(きのした・ゆうた)が184ヤードの17番パー3で、自身2度目のホールインワンを達成。


※ホールインワン賞300万円は賞金ランキングには加算されません


野村證券提供の賞金300万円を獲得すると共に、大会は通算14アンダーで、今季自己ベストの7位を記録。
442万1250円を上積みし、前週の賞金ランキング86位から、990万5850円の65位と一気にボーダー線上に食い込んできた。


持ってる男である。


自身初のホールインワンは昨季、自身のシーズン最終戦「カシオワールドオープン」2日目。快挙を糧にシード権の確保と共に、予選通過が微妙な位置からの決勝進出で大会は17位。
賞金60位で確定させた経緯がある。


今年は自身の初戦から出場9戦で予選落ちを続けたが、4週前の「バンテリン東海クラシック」で9位タイと、「ここ最近は良くなっています」。
追い込まれて発揮する男、とも言える。


次週の「マイナビABCチャンピオンシップ」は2018年に、川村昌弘とのプレーオフを、劇的イーグルで決着し、当時32歳でのツアー初優勝を飾った試合。
「楽しみをまた味わいたいので、死力を尽くして頑張ります」。
今年は、現状で出場できる残り4試合で、もう一押しが必要だ。
得意の試合でこそミラクル男の本領発揮だ。

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