桂川有人(かつらがわ・ゆうと)が、10日ー12日にパシフィコ横浜で行われた「ジャパンゴルフフェア」のJGTOブースでサイン撮影会に参加。
冒頭の自己紹介と質疑応答で「僕は他の人が狙えないとこからでも攻めて行けたり、アイアンショットが得意。今年も是非会場に来て、男子ゴルフの凄さを味わっていただけると嬉しいです」などと、満員の聴衆にアピールした。
昨季は、20ー21年のABEMAツアー賞金ランキング3位の資格で本格参戦を果たして初年度だった。
「初めてのレギュラーツアーで、トッププロに勝てるかな・・・」との不安を1月早々の「SMBCシンガポールオープン」で払拭。
2位で「全英オープン」の出場資格も得ると、日本ツアーの開幕戦「東建ホームメイトカップ」でまた2位に。
そして3戦目の4月「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」でツアー初優勝を飾った。
「そこから勢いづいた」と、賞金レースを争いながら、11月には米二部コーンフェリーツアーの予選会にも挑戦。
45位で限定的な出場資格を得て、今年2月にパナマとコロンビアで連戦してきた。
初戦は予選敗退したが、コロンビアでは19位に入って、今月23日に再開する米ジョージアとチリ、米テキサス会場での出場にこぎつけたという。
このため、ジャパンゴルフツアーの開幕戦から2戦は出られない。
今季の国内初戦は、欧州共催のホスト大会「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」となる見込みで、「今年は、あちこち飛び回る感じです」と、体力勝負の1年になる。
今年2月の南米では、空港に降りた途端に「緊張しました・・・」と苦笑するなど、国境またぎの緊迫も続くが、「高校3年間はフィリピンで過ごしましたし、言葉もカタコトの単語をつなげるだけで理解してもらえる」と、24歳は逞しく空を飛ぶ。
「今年も成長できたらいいな」と、ニッコリ抱負。
次の帰国が楽しみだ。