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ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント 2023

金谷拓実が7日連続単独トップ「ミックスアップ」でジャンボ尾崎以来の偉業へ

金谷拓実(かなや・たくみ)がジャンボ尾崎以来の偉業へ。
王手をかけた。



2位と4打差の通算17アンダーからスタートし、9バーディ、1ボギーの「64」。2位と3差の通算25アンダーで、まずは54ホールの最多アンダー記録を更新した。

完全優勝のアマプロ通算4勝目を達成した先週の「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」から数えて“7日連続”の首位を守った。


「ライバル」と目するひとつ下の中島啓太とツアーでの同組対決は、アマプロ通じてこの日で7度目。
「ほんとにミッスクアップ、じゃないですけど」と、相乗効果を意味する単語を引き合いに、「ケイタくんとはお互いの良さを引き出せていると思うし、アマチュア時代からその行動やゴルフの姿勢を尊敬していますし、ケイタくんがいてくれるから、僕も頑張れる」と、バーディの奪い合い。



「ケイタくんはイーグルもあって・・・」と終盤、2差まで詰められたが「ほんとあれだけ良いプレーをされたら、差が縮まるのは当たり前です」とひるむことなく最後18番では最後18番では6メートルをずばりと読み切り、腰の辺りでグ・・・っとガッツポーズを作った。


これで通算8度目となる中島の同組は、3週連続の最終日最終組だ。
「そうあることではないので。明日も楽しみ」と、心が躍る。


ジャンボ尾崎が1994年の「ダイワインターナショナル」と「住友VISA太平洋マスターズ(現・三井住友VISA太平洋マスターズ)」で達成して以来、2例目となる2週連続・完全Vの偉業まで、あと1日(データが残る1985年以降)。

また、現在の最多アンダー記録は昨年の「カシオワールドオープン」でチャン・キムが残した「32」と、盛りだくさんだが「最後まで何があるか分からない。明日もバーディ合戦になると思いますし、僕も負けずにバーディ獲って、スコアを伸ばしたいと思います」。


大会名に冠する「チャレンジド」は、「挑戦するチャンスや使命を神様から与えられた人」が語源だ。

最終日こそ、チャレンジドな1日になるといい。

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