5アイアンのティショットは風に乗り、手前で弾んだ瞬間、カップイン前から「入った!」と、予感したそうだ。
日本ツアーで2回目の快挙に、100万円相当の高級クラブセットをいただいた。
一方、韓国ツアーでの達成は予選会のマンデー時と試合で1回ずつ。
その際は、冷蔵庫など白物家電に加えて、ワインセラーやテレビなど400万円分をもらったそうだ。
「ありがたいことです」。
昨季は、幾度もPCR検査と、窮屈な隔離を経ながら韓・日ツアーを13試合ずつプレーし、いずれも賞金シード入り。
今大会は、昨季賞金63位でのJGTO枠で出場する。
両ツアーで共通するのは「いま、若い選手の勢いがものすごいってこと。ほんとみんな、すごく飛距離が出ますし、小技も上手」。
感心しながら34歳も、懸命に健康や体力維持につとめる。
最終日は22歳の中島らと最終組で激突する。
日本ツアーは2014年のミズノオープン以来。
韓国ツアーは2015年の「KPG選手権」以来。
勝てば韓・日ツアーでそれぞれ通算2勝ずつ。
今季の掛け持ち参戦が一気に楽になる。
「やっぱり、欲は出ちゃいますよね」とドンキュ。
「でも欲を出したら上手くいかないことのほうが多い」と、自分をたしなめ「明日も、自分のゴルフに集中して頑張ります」。
ちなみに、日本ツアーは今季で参戦13年目。
ホールインワンのインタビューや写真撮影も、すべて上手な日本語で対応しました。