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浜松市立内野小学校でクラブ活動選択の60人がスナッグゴルフを学ぶ(6月11日)

静岡県浜松市立内野小学校でスナッグゴルフ実技講習会が行われ、クラブ活動でスナッグゴルフを選択した、4年生から6年生までの60人が、パット、チップショット、フルショットに加え、代表児童と講師プロによるガチンコ対決でゲームの楽しみ方も学んだ。



この取り組みは、ヤマハジュニアゴルフスクール浜松市、そして日本ゴルフツアー機構(JGTO)によるゴルフ普及策として昨年より始動。12月末までに市内8校にスナッグゴルフ・スクールセットが寄贈・導入されている。


この日の実技講習会で講師を務めたのは、ヤマハジュニアゴルフスクールのコーチである阿部貴宏プロ。ほとんどの児童が初めて体験するゴルフではあったが、阿部プロの丁寧な指導によりメキメキとコツを掴んで、ナイスショットが出るようになり、ワイワイ和やかな雰囲気ながら、ゴルフの基礎を楽しく学べて、盛り上がりのある実技講習会となった。



実技講習会の前日、阿部プロが講師を務めるヤマハジュニアゴルフスクールをのぞいてみると、8人の小学生が放課後の学習塾のように講師陣の指導のもと、ゴルフの練習に取り組んでいた。
体操から始まり、前回までの進捗を振り返り確認、それぞれのレベルや進み方に合わせて、練習が始まる。


テキストは、まるで小学校の教科書のように、挿絵やスイングの形がカリキュラムに盛り込まれており、ゴルフの技術のみならず、ライフスキルの要素についても学べる内容となっている。
これは、ヤマハジュニアゴルフスクールの校長を務める、藤田寛之のこだわりポイントで、『こころの授業』としてそのエッセンスがふんだんに組み込まれている。



市内4拠点で展開されているヤマハジュニアゴルフスクールは、同社が全国展開するヤマハピアノ教室のゴルフ版と言って良いだろう。
8人の小学生が練習していたのは、『ハマニシ校』で浜松市の西方にあるゴルフ練習場『ハマニシゴルフクラブ』の打席の一角が、そのエリアとして活用されており、毎週月曜日の17:30からの第一部と19:15からの第二部の二部制で実施され、阿部貴宏プロに加え岡本真輝プロもその指導にあたっている。



浜松市内小学校97校の全校導入には長い年月がかかりそうだが、ヤマハが展開するこれらの素晴らしい仕組みに、日本ゴルフツアー機構が取り組む、小学校へのスナッグゴルフ用具の導入推進が連携し、地道にそして確実に、浜松市内でのゴルフの普及活動が進められていく。


【日本ゴルフツアー機構・ヤマハジュニアゴルフスクール・浜松市との取り組み】
一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)では、男子プロゴルフトーナメントの開催自治体や震災復興に取り組む自治体と連携し、小学生が手軽に校庭や体育館でプレーできるスナッグゴルフを活用したゴルフの底辺拡大活動を 2003 年から展開、2023 年 12 月末時点のスナッグゴルフ寄贈校数は 532 校となっています。
しかし、進学する中学校にゴルフ部が無いため継続したゴルフへの引継ぎが課題となっており、そこでヤマハ株式会社(本社:浜松市)が展開する「ヤマハジュニアゴルフスクール(校長:藤田寛之プロ)」と連携、小学校でスナッグゴルフを経験した子どもたちの受け皿となり、スナッグゴルフからゴルフへのステップアップと、継続したゴルフを学ぶ機会を提供していくべく、浜松市内全校(97 校/2023 年度末時点)へのスナッグゴルフの導入を計画しています(2023 年度末までに 8 校導入済み)。


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