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THE OPEN CHAMPIONSHIP 2024

シャウフェレが優勝。松山66位、ヨンハンは72位「日本でまた勝ちたい。頑張ります」

第152回全英オープンは、1打差の2位からスタートしたアメリカのザンダー・シャウフェレが6バーディ、ボギーなしの「65」を記録し、2位と2打差をつける通算9アンダーで、5月の「全米プロ」に続くメジャー2勝目を達成した。 米ツアーは9勝目。




日本勢、またはJGTO選手は11人が出場した中で、決勝進出を果たした松山英樹が通算12オーバーの66位タイ。
日本ツアー2勝の宋永漢(ソン・ヨンハン)は通算14オーバーの72位タイだった。

通算9アンダーから最終日を出た松山は、「きょうこそはアンダーパーで回れると思いながらやってたんですけど、また後半うまくいかなかった」と、3、4番で3メートル前後のチャンスを決める連続バーディなど1アンダーで回った前半9ホールに対して、後半は2度の連続ボギーで4オーバーと、2日連続で大きく崩れる結果に。


12番のボギーはティショット、2打目共にブッシュに入った。
13番は、フェアウェイからの2打目でグリーンを逃し、約4メートルのパーパットを外している。

「風が前半と真逆になるので、そこの持っていかれ方というのは難しかったなと感じる」と話し、「後半パットがよくなくなったので、スコアに直結してるかなと思いますね」と言うように、15番では3パットのボギーを叩くと16番も、約2メートルをしのげず13番に続いてまた連続ボギー。

ついに、後半9ホールは4日間ともバーディがひとつも奪えず、アンダーパーも4日間を通じて一度も出せなかった。

「ショットもパットもしっかりしないと。まず、パットを重点的にやっていきたいと思います」と、松山。
「苦しいラウンドが続いたけど、いいものも多少は出てるかなと思うので、それをしっかりと次に繋げていけるように」。
2週後に控えたパリ五輪に向け、「出るからにはどの試合でも1番を目指している」と、話した。


また永漢(ヨンハン)も、最終日は2日連続バーディなしの「74」と苦戦。16番でピンそばにつけるシーンもあったが、それすら決められず「雰囲気的にダメでした」と落胆した。


予選会を兼ねた母国の「韓国オープン」で2位につけ、7年ぶり2度目の出場を果たした。
62位の結果を残した前回2017年に続いて、決勝進出できたのは良かったが、今回もまた通っただけの結果には納得いかない。

「4日間楽しかったんですけど、上手くいかなかったから悔しいです。練習することもわかったかなと思って、これからもっと頑張るかな、と思います」と、気持ちは新た。

「世界のレベルは高いな、と思うんですけど、練習して、トレーニングして頑張れば、僕もチャンスあるかな、と思います」と顔を上げ、来月の「横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~(8月8日ー11日、横浜カントリークラブ・神奈川県)」からまた日本に腰を据える。
その翌々週の「Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント(芥屋ゴルフ倶楽部・福岡県)」では連覇もかかる。
「日本でまた勝ちたいんで、頑張ります」。メジャーでの悔しさをばねにする。

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