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第17回谷原秀人ジュニアクラシックを開催 (8月3日)


前日まで、第40回ミッドサマーオープン(優勝:岩井亮磨)が開催されていた、広島県福山市にある松永カントリークラブで、第17回谷原秀人ジュニアクラシック(小学生大会)が行われ、広島県内外から小学生40人が集まり日頃の練習の成果を競い合った。



この大会は、自身の名を冠す谷原秀人が、ツアー転戦の舞台を海外に移した頃、海外選手たちが自国で財団を設立し、ジュニア大会や社会貢献活動に取り組む姿勢に感銘を受けて始めたもので、このジュニア大会の他にも一般財団法人谷原秀人ジュニアファウンデーションでの活動も展開していて、身近なところでは、スナッグゴルフ全国大会の広島県予選会を共同主催するなど、子どもたちがプロゴルファーと交流できる機会を作ってくれている。



今年は、3年ぶりに主催者でもある谷原秀人が参加、そして谷原をサポートしようと、谷口拓也森田理香子岡田晃平、そして東北福祉大4年の新城ディラン唯人の面々が、子どもたちとの交流を図った。新城は前日まで同じ松永カントリークラブで行われていた、ミッドサマーオープンのアマチュアの部で、2日間競技でありながら後続に11打の大差をつけて優勝した東北福祉大のエースでもある。



恒例となっている、ホールアウト後のプロゴルファーによる直々レッスンでは、5人のプロゴルファーが、ホールアウトしてきた子どもたちに、約3時間に渡る実践指導を行い、サインや記念撮影にも気さくに応じた。



広島県尾道市出身の谷原は、この大会を2007年からスタートし、自身もここ松永カントリークラブで親子でゴルフを楽しんだ経験から、沢山の子どもたちにゴルフを楽しんでほしいと始めた大会で、松永カントリークラブの2階に飾られているチャンピオンボードには、親子でその名が刻まれている。



表彰式の前には、サインや写真撮影の機会を逃してしまった選手たちに、再びその機会を提供し、更には表彰式後も、即席の質問コーナーを設けるなどして、地元の子どもたちに、プロゴルファーを身近に感じてもらえる機会を提供した。



谷原は、親子や祖父母などが、三世代でプレーできるゴルフの普及に精力を注いでおり、尾道からそして広島県から、更なる逸材が誕生してくることを願い活動を続けていく。


【第17回谷原秀人ジュニアクラシック成績上位】

●高学年:男子の部

優勝 鈴木大和 72ストローク

2位 牧野壱哉 74

3位 清原俊友 78

4位 山下蒼太 78

●高学年:女子の部

優勝 大塩茉帆 72

2位 安藤すみれ 74

3位 小嶺栞蓮 77

●低学年:男子の部

優勝 山田航誠 66

2位 二宮遼灯 77

3位 小嶺漣太朗 82

●低学年:女子の部

優勝 羽様希空 70

2位 大橋心優 100

3位 野村美波 103


【大会実施概要】

■主催:谷原秀人/松永カントリークラブ

■後援:中国ゴルフ連盟

■協力:日本ゴルフツアー機構/中国地区各県のゴルフ協会/一般財団法人谷原秀人ジュニアファウンデーション

■協賛:国際スポーツ振興協会/ユニオンゲートグループ/サトウ食品/福山赤坂ロータリークラブ

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