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FedEx St. Jude Championship

松山英樹がプレーオフシリーズ初戦で通算10勝目

PGAツアーの年間王者を競うプレーオフシリーズの第1戦「フェデックス・セントジュード選手権」で松山英樹が通算10勝目を飾った。



最終日は一番強い風が吹き、10メートル超を沈めた8番でやっと初バーディ。

5打差を保って向かったサンデーバックナインで試練は来た。

11番で2個目のバーディを奪った後、12番でボギーを叩くと、14番パー3はティショットを池に入れてまたボギー。

グリーン手前に川が横切る次の15番では右ラフから乗せるまでに4打もかかって今度はダブルボギーを喫した。


瞬く間にリードは消えた。

昨季年間王者のホブランに追いつかれた。
ランキング2位のシャウフェレが、通算15アンダーで先に上がった。

3人のしのぎ合いになった残り2ホール。


窮地の17番で、長いバーディトライをねじ込み1打リードで立て直すと、最後難しい18番のティショットはフェアウェイ真ん中。
160ヤード余の2打目はピン左横にくっつくウィニングショットに。

2差で逃げ切る辛勝に、グリーンサイドで「苦しかった。(勝てて)良かったです」と、息を吐いた。

「10勝目、というのとプレーオフで勝つことができたのは本当に嬉しかった」とにじませた。


2月の「ジェネシス招待」に続く今季2勝目をアジア勢初のプレーオフシリーズで飾り、ポイントランキングも開催前の8位から3位に浮上。

初の年間王者を目指して、次週のプレーオフ第2戦「BMW選手権(コロラド州キャッスルパインズGC)」に向かう。

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