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フジサンケイクラシック 2024

細野勇策は自己ベスト3位も、残り5ホールで追いつけず

最終日の天気も終日、雨の予報だった。午後には再び大気の状態が不安定となり、発雷の可能性も確認された。

36ホールの競技短縮は7時8分、第2ラウンドの再開前に決定した。


短期決戦で、最後5ホール残して平田に2差2位につけていた細野勇策(ほその・ゆうさく)が、もっとも逆転のチャンスだったが「残りも簡単に獲れるホールではない。1位はねらいたいけどなかなか難しいというか、複雑でした」と、懸念どおりに再開の14番パー5(600ヤード)で、約7メートルのバーディトライを逃したあと、15番ではピンチに。

ティショットを右の林の中に入れ、2打目は前方のラフに出すだけ。
フェアウェイからチャンスに乗せたが、これがボギーパット。

残り3ホールで3差がついた。



「耐えながら、どこかでバーディをと思ったんですけど、なかなかチャンスも来なくて落としてしまった」と、挽回を期した上りホールも、16番パー3でティショットを左に外し、17番の第2打は、右バンカー。

どれもしのぐので精いっぱいの状況で、
逆転の目もないまま終戦。

「もうちょっといいプレーをしたかった、というのはある」。


でも、3差3位はプロ転向後の自己ベストを更新だ 

「2日間のスコアでみればいい出来なんじゃないか」と評価し、「自分がいいプレーをすれば上位でプレーできる
と思うので。そういう試合を数多くしてきたい」。
1991年の羽川豊氏以来の日本人レフティVが、待ち遠しい。


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