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バンテリン東海クラシック 2024

平田憲聖が今週も偉業へまい進

先週の「パナソニックオープン」で、石川、松山に次ぐ史上3番目の若さで、年間4勝目を飾った。
また「フジサンケイクラシック」から続ける月間3勝は、2001年の伊澤利光に次ぐ23年ぶりの快挙だった。

現在賞金1位を走る平田憲聖(ひらた・けんせい)が今週もまた勝てば、以下の偉業が達成される。


⛳月間4勝なら史上初
⛳「フジサンケイクラシック」⇒「Shinhan Donghae Open」に続く、年間2度目の2週連続優勝なら、中嶋常幸(83年、86年)と、尾崎将司(88年)に次ぐ36年ぶり、ツアー史上4例目(3人目)
⛳2015年の金庚泰(キム・キョンテ)以来9年ぶりの年間5勝目なら、1973年の尾崎の26歳277日の年少記録を更新(23歳308日目)
⛳通算7勝目なら生涯獲得賞金2億円を突破

…等々、記録のオンパレードだが、本人は「何も、あまり変わらず」と、いたっていつも通りだ。


いたって普段どおりです



「あんまり、何も考えずに集中してできている」と今週もまた、三好で我が道をまい進する。

鉄壁のポーカーフェイスが、緩んだのは、やっぱり愛犬の話題のとき。
先週日曜日は、大阪府吹田市の自宅で一泊し、「朝起きているのがめちゃ可愛い!」。

V争いでさすがに疲れていた頭と体も、たちまちリフレッシュ。
「疲れも取れましたし、通常のメンタルに戻りました」と、また元気に家を出てきた。

ここ愛知県は、大阪学院大学3年時に「日本学生(愛知CC)」で優勝。
ツアー予選会QTサードの出場資格を獲得し、勝ち進んだファイナルQTでランク2位につけ、翌年の出場権を得るなど、在学しながらプロ転向する契機となった「思い出の地」。

愛着がある。

「今週の名古屋も何かあるのかなと、そういう気持ちに乗っかって頑張りたいな」と、さらりと意気込んだ。

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