のちに、東北福祉大で2つ先輩となる松山英樹がメダリストの「66」で回り、トップ通過を果たしたのもその日で、「2ホールだけ観に行ってすげえな、と」。
感心したのを今も思い出す。
当時18歳。
「手も足も出なかった」。
因縁の三好で大会レコードの通算17アンダーを出して優勝。
「凄い成長したな」。
2019年の初出場から5大会連続で出て以来、予選落ちはしていない。
「この週を契機に段々調子があがっていくという相性の良いコースに変わっていった」と、年を重ねて果たした13年越しのリベンジに、31歳の実感があふれた。
ちょうど資格期限にあたる来月の「日本オープン(東京GC・埼玉)」は、昨年最終日に石川遼との「豪華」2サムラウンドで3位に敗れた雪辱戦でもあり、「もう一度あのシチュエーションになった時に勝ちたいという強い意志が僕の中にあります」と、今から燃える。