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日本オープンゴルフ選手権 2024

幡地隆寛が人生2度目のホールインワン「おかげで予選通過ができた」32位で決勝へ

幸運な1打で、決勝ラウンドにもぐりこむことができた。
幡地隆寛(はたぢ・たかひろ)が、2017年の「フジサンケイクラシック(2日目、7番)」に続く、人生2度目のホールインワンを達成。


マジメな顔をしているのは、コースの難易度に合わせてだそうです


7番アイアンで打ったティショットは、ピン奥10センチに着弾し、キュキュッとスピンでカップイン。
大会では24人目の快挙で得した2ストロークは、難しいタイトル戦のセッティングでこそ、ありがたみが増す。

21年の年間飛距離1位の飛ばし屋だが、深いラフを警戒し、初日はこだわりの1Wを封印してコースに出た。
「かわりに絶大な信頼のユーティリティを久々に投入したけど、そいつを使ったホールで全部ラフ。自分のやりたいことを制御してやった結果が全部、裏目に出た」と、6オーバーの78位タイと出遅れ。

この日2日目は、再び1Wをバッグに入れ、「せめて次につながるゴルフをしよう」と、半分諦めムードでスタートし、「同組の選手の邪魔をしないように。良いリズムで回って欲しい」と、遠慮しながら回っていたところで、ホールインワンが出た。

「おかげで予選通過ができました」と、カットラインよりも2打良い通算6オーバーの32位で決勝へ。

昨年大会の最終日は、石川遼との2サムラウンドで、首位と2打差の3位タイから出て、優勝した岩﨑亜久竜(いわさき・あぐり)に4差の3位。
「バンテリン東海クラシック」で今季2勝目を達成した際も、「もう一度、同じシチュエーションになったら今度は勝ちたい」と、話していたこだわりの日本タイトル戦だ。

「このままだらだら終わるのではなくて、何かをつかんで帰れるような決勝ラウンドにできれば」。
ホールインワンボールをゲットした幸運なギャラリーさんにも「明日は行けますよ!」と、励まされて気合を入れていた。


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