本大会は、アマで出た大阪学院大時代の2021年と合わせて2回出て、昨年は8位タイ。
「とにかくショットをラフに入れないのが一番。毎日アンダーパーでプレーするのは現実的ではないですけど、4日間通算でアンダーパーなら良い位置にいられるのでは。1桁前半が優勝スコアになるかもしれません」。
昨年の「日本プロ」ではその年、初優勝から2勝目を飾っており“タイトル戦”の戦い方は心得ている。
今度は“オープン”で、自身2度目の日本タイトルなら、尾崎将司の26歳277日を抜いて、最年少での年間5勝を達成する。
「“日本オープン”というタイトルはみんな欲しくて取り組んでいると思いますし、僕もそのひとり。毎年セッティングが難しいですし、すべてにおいて優れていないと優勝はできない。その点でも勝ちたい気持ちが強い」。
目下賞金1位は手ごわいからこそ燃える。
昨季の賞金王で、同学年の中島啓太(なかじま・けいた)が主戦場の欧州・DPワールドツアーからいったん帰国し、今年4月の「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」に次ぐ今季2度目の日本プレーで、初タイトルをにらむ。
きょうあたり一緒に練習ラウンドしたり、食事をしたいねと話していたが、お互い予定が合わなかった。
「でも啓太とはちょくちょく連絡を取っていますし、僕が勝つたびにおめでとう、と送ってくれます。今週もちょっと話して、向こうでもいつも成績をチェックしているよ、と」。
今季4勝の勢いを、今週は生で実感してもらう絶好の機会だ。