欧州・DPワールドツアーは今が正念場だが、今年創立100周年を迎えるJGAのコーチ陣にサポートを受けており、是が非でも緊急帰国。
初タイトルを主催者に献上しようと舞い戻った。
予選ラウンドは、こちらもまた埼玉出身の石川遼とプレー。
2日目も、早朝から多くのギャラリーを引き連れる。
初日は前半7番で深いラフからの3打目で「空振り」を一度に2回も。
2番でのボギー先行に続いてトリプルボギーを叩いた。
「4オーバーまで行った時は焦りましたけど、みんなミスはしますし、目の前の1打に集中できた」と、後半9ホールは10番からの3連続バーディなど5アンダーで挽回。
1アンダーの7位タイ発進にさすがの実力を見せた。
今年3月の「インドオープン」で欧州初制覇。主戦場では残り少ない試合で、上位10人のPGAツアーの出場権に賭けている。
世界を股にする昨季賞金王を、一昨年の賞金王は頼もしく見つめる。
比嘉一貴(ひが・かずき)も22年の賞金1位の資格で欧州・DPワールドツアーを回ったが、シード権の確保には至らなかった。