「貯金をどんどん切り崩している感じなので。初日の7アンダーは異次元だったんだなと改めて実感します」と、自分を笑うがひとつスコアを落としても、通算3アンダーは木下と並んでまだ首位だ。
「昨日よりショットはよくて、フェアウェイに行ったのが多かった」と、3オーバーの「73」を叩いた前日の2日目から、この日は、フェアウェイキープ率も78.571%の6位まで回復。
チャンスを打つ回数を増やせた分だけ、いくつか逃したバーディパットは悔しいが、「距離感はあっていたので紙一重。全然、許容範囲ですし、いいラウンドでした」と、トップで踏みとどまることはできた。
アンダーパーで残るほか4人は正確なショットに定評のある選手ばかり。
「みんな曲がらなくて、オールラウンダーな選手ばっかり。その中に、なんで僕がいるんだろうと思いながらボードを見ています」と、からりと笑う。
「でも、チャンスがあるなら明日飛び抜けて優勝してやろうかなと思います」。
胃が痛くなるような難コースも、軽々と超える豪打が最大の魅力。
「初日7アンダーが出ているので。またそれと同じようなことが出来れば絶対に追いつけない。爆発待ちです」。
圧勝の完全Vで最終日も驚かす。
⛳「日本オープン」での完全優勝達成者
1992尾崎将司
1994尾崎将司
1995伊澤利光
1999尾崎直道
2000尾崎直道
2004谷口徹
2008片山晋呉
2022@蟬川泰果
※詳細なデータの残る1985年以降