上手く寄せてもパーセーブは失敗。
2個目のボギーを叩いたが、またすぐ次の7番パー3でバーディパットを沈めてみせた。
「ボギーを打ったあとでも、バーディを獲ったあとでも、1打1打に集中して自分らしいプレーを続けるのがモットー」。
バーディの数は3つにとどまったがボギー後は必ず挽回し、信念を貫いた3日目の1アンダー「69」。
通算9アンダーで首位を死守した。
最後18番のチャンスホールも、3打目がピンから遠くなり、後半の11番から連続パーで終わったが、史上4人目のアマV(現在は7人)を飾った2019年の初日に「73」を叩いたあとは、一度もオーバーパーを打っていない。
翌年のプロ転向から5位(20年)、2位(21年)、3位(23年)と、一度もトップ5を外さない御殿場で大会2勝目に王手をかけた。
勝てば、今季初Vの開幕戦「東建ホームメイトカップ」時以来の賞金1位に返り咲く。
「明日も、やるべきことは変わらない。しっかり、自分らしいプレーを続けたいなと思います」。
奥歯にぐっと力をこめた。