1打リードでスタートし、3番のパー5でバーディを先行させたが、6番で2打目を池。
ボギーで大混戦につかまると、そのままずるずると後退した。
「なかなかチャンスも多く作ることもできなくて、苦しいラウンドになってしまった」。
再浮上の契機もつかめないまま12番でまたボギー。
アマVの2019年に次ぐ、大会2勝目は遠のいた。
「もう少しアグレッシブなプレーができればよかったんですけど、今日はできなかった」と、最後18番のパー5もこの日3個目のボギーで終戦。
石川遼の大会最多4勝を目の前で見た。
「石川選手のプレーは本当に素晴らしくて、優勝にふさわしかった」。
悔しさをこらえて、笑顔で称えた。
最良の切符は獲れなかったが、PGAツアーの2次予選にはすでにエントリーを済ませてある。
「本当に目の前の一試合、一試合を一生懸命頑張ってやるだけ」と、改めて信条を確認した。
賞金王争いも、ここからが本番だ。
残りは3戦。
「しっかり自分らしいプレーをやり続けることが大事。とにかく頑張ります」と、言い聞かせるように話した。