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マンシングウェアオープンKSBカップ 2002

「喜びは、優勝と同じくらい」

 ベストスコア賞、ドライビングディスタンス賞をダブル受賞した小山内護

 先週の日本プロ3日目に首位に立ちながら、最終日の大たたきでV争いから転落。
 「あれは半端じゃなく、悔しかった」と小山内。
 しばらく、その後遺症が残るのでは、と、自身懸念していたが、この日のゴルフで、苦い思いは払拭できた。
 ノーボギーの64で、前日の30位から、9位タイ浮上。
 「まだまだ、自分には何度かの優勝争いが必要とは思いながら、先週は、ここで勝っておきたいという焦りや無理が出た。やはり優勝はひとつひとつの積み重ね。最終日にこうして伸ばせたことで、良い流れが来てると思う」。

 4日間の最小スコアの選手に贈られるベストスコア賞100万円を上田友昭(初日)と分け合って、満足げだ。

 また、小山内は2週前のフジサンケイクラシックに続き、今季2度目のドライビングディスタンス賞50万円も獲得。
 普段から、人一倍、飛距離にこだわっているだけに、喜びはひとしおで、
 「優勝と同じくらい、嬉しいかも」と、満面笑顔だった。

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