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三井住友VISA太平洋マスターズ 2001
▼ 最終日、トピックス「今は最高の気分!」
大健闘だ。
海外招待選手の欠場で、きゅうきょ、出場を決めた野仲が2位に食い込み、初シード入りを確定させた。
前半、6番からの3連続も含め4バーディで、スコアボードを駆け上がる。
「途中で自分の成績を見ながら、優勝も考えてしまって・・・。余計に自分にプレッシャーをかけてしまいましたね」と、照れ笑いを浮かべたが、ラスト18番、「ひたすらお祈りしながら打ちました」と、強烈なプレッシャーの中、ピン奥7メートルのバーディパットもねじ込んで、力強いガッツポーズ。「今は最高の気分!」野仲は頬を蒸気させたまま、ポケットのボールをいくつもギャラリーに向かって投げ込んで、浴びせられた大歓声に、心からの感謝の気持ちを示していた。
野仲の話「今日はとにかく5位内に入って来週の出場権。そして来年のシード権を、と思ってコースに来ました。優勝は・・・ジャンボさんとか、伊沢さんとか、凄い人ばっかりなので、タナボタで、くらいに考えて・・・(笑)。朝コースに来るまでが、一番、緊張していましたね。
スコアボードはちょこちょこ見ました。ハーフターンで優勝を意識して、それで、かえって自分にプレッシャーをかけてしまいました。
17番ホールで、ティショットを、3番か4番か迷ったんです。ショートするのが嫌で3番を持ったのですが、緩んでしまって右へ。パーパット(2.5メートル)のラインも読み違えてしまったけど、ボギーで済んで良かった。
18番は、ティショットで左のバンカーに入れて、その時点で、いろいろ考えて刻みました。
最後のバーディパットは、お祈りして打ちましたよ。無我夢中でしたね。
シード権、ほとんど確定ですね。
年末にQTに行かなくて良いというのが、一番嬉しい。QTは、神経遣いすぎて痩せちゃうから・・・(笑)今は最高の気分、また来週から頑張ります」